東芝インバータ VFNC1S-1002P 設定情報
サカイのフライスMM250が動かなくなった.背面パネルをあけてみたらAC100V電源で3相モータを動かすインバータVFNC1S-1002Pが故障してエラーを表示していた.修理に出そうと思ったがサカイ自体が昨年位に廃業したというニュースを思い出した.インバータだけ交換しようと思ったら定価7万円もするらしく,しかもそれ自体が廃番でどこも品切れだった.代替の新モデルもあるにはあるようだが,従来品のジャンクが2500円でオークションに出ていたので,三度のおやつを二度にしてコツコツ倹約して貯金したお小遣いで落札して交換したときのノウハウ.
なお分かりにくい詳細マニュアルはhttps://www.toshiba-tips.co.jp/products/inverter/discontinued.htmlから入手可能.

オールリセットの方法
ジャンクは電源投入直後,様々なパラメータが変更されていたせいか基本的な動作モードを設定しただけは動かず,オールリセットが必要となった.
(MON)を押して画面に[AUH]を表示.
(▲)(▼)を押して画面で[ヒYP]を選んで(ENT)を押すと[3 0]の様に表示が変わる.左は前回選んだ値,右は今回の選択.
(▲)(▼)で右の値を[3](標準出荷設定)にして(ENT)を押すと画面に[|n|ヒ]が少しの間表示されて[00](周波数)表示に戻る.

主な設定項目
(MON)を押して画面に[AUH]を表示後(▲)(▼)を押して設定パラメータを選び(ENT)でパラメータ値の設定画面に入る.
[CNDd]動作のON-OFF → 0(端子台のFとCCを短絡すると正転で動作)
[FNDd]駆動周波数 → 0(端子台のVI/S3へのアナログ入力で周波数を決定)
[F------]の設定
 [F109] → 0(VI/S3への信号は電圧指令.ポテンショをCC,VI/S3,P5に接続する.)
 [F201] 最小電圧(%)(標準0)→ 0のままで良い.
 [F202] 最小周波数(標準0)→ 10(ポテンショを左端にしたときに完全停止しないようにしておく.)
 [F203] 最大電圧(%)(標準100)→ 47(P5の電圧が変わる.マニュアルによると5Vで駆動する位にしておくらしい.(VI/S3をマイコン等で制御しやすいように?))
 [F204] 最大周波数(標準80)→ 65(80ではスピンドルが早すぎて怖かったので,記憶を頼りに最大速度を落とした.)
[ACC][dEC]加減速時間(標準10秒)→ 5(10秒ではさすがに遅いと感じた.)

とりあえずこれで動いているが,詳細なパラメータは元のインバータがエラー[E-19]をはいて見られないため,速度等は記憶を頼りに設定.